迷う…キャンピングカーのエントランス（入り口）。リアエントランスとセンターエントランスのメリットとデメリット。

キャンピングカーのエントランス

キャンピングカーのエントランスは、リアエントランスとセンターエントランスのどちらにするか悩むところです。

センターエントランスとは、キャンピングカーの居住部分の前よりに設置されたエントランスで、車全体でみると中央付近にあたります。

一方、リアエントランスとは「リア」といっても後部にドアがあるわけではなく、キャンピングカーの側面後ろより、後部タイヤ付近にエントランスを設けたタイプです。

 

センターエントランスのメリット

センターエントランスのメリットは、なんといっても後部に常設ベッドを置きやすいということでしょう。センターエントランスにすることで、テーブルや座席のあるリビングスペースであるダイネット部分が前に来ることが多く、後部は休息のためのベッドスペースとして確保することができます。疲れたらいつでも横に慣れる常設ベッドは、運転手にとっても嬉しい設備です。

 

センターエントランスのデメリット

一般的にはエントランスを入ってすぐにダイネット部分ということになるため、ダイネット部に十分な広さが取りにくいというデメリットがあります。また、入り口からみんながくつろぐダイネット部分が見えやすいので、その点も気になる人がいるかもしれません。

 

リアエントランスのメリット

リアエントランスにすることで、前方のダイネット部分を広く取ることができます。レイアウトにもよりますが、リアエントランスの場合はキッチンなども後ろに寄せて、前部は広いダイネット部分を設け、それをフルフラットベッドにすることで就寝スペースにすることが多いです。寝るときにシートをベッドに組み替える手間はかかりますが、それさえ気にならなければダイネットとしてもベッドとしても広々使えるレイアウトです。また、リアエントランスの場合は入り口から中が見えづらいので、くつろぎやすいというメリットもあります。

 

リアエントランスのデメリット

リアエントランスのデメリットは、常設ベッドが置けないということでしょう。家族でのキャンプではなく、釣りやスキーに行ったときの休憩所としても使う場合などは、手軽に横に慣れる常設ベッドは便利なので、リアエントランスのデメリットになるかもしれません。

 

まとめ

キャンピングカーの入り口は、リアエントランスとセンターエントランスの2つのタイプが主流ですが、どちらもメリット・デメリットがあります。キャンピングカーをどんな用途に使うのかによって、利便性も異なるのでそれを考えて選ぶのも良いでしょう。