どっちがいい？キャンピングカーの2WDと4WDのメリットとデメリット。
2WDと4WDはキャンピングカーの用途や車種、予算に合わせて選ぶのがよいでしょう。
2WDと4WD
キャンピングカーを購入する際に、2WDにするか4WDにするかというのは、悩ましいところです。アウトドアといえば4WD、と思いがちですが、用途によっては2WDで十分な場合もあります。どちらもメリット・デメリットがありますので、ライフスタイルとキャンピングカーの用途に合わせて選ぶのが良いでしょう
2WDのメリット
2WDのメリットは、構造がシンプルなので重量が軽くなるということや、車両価格も安くなり、燃費も良くなります。通常の使用であれば維持費の面でもお得でしょう。ただでさえ重量が重くなりがちなキャンピングカーだからこそ、車両本体の重量が軽くできるのは大きなメリットです。
2WDのデメリット
悪路に弱いのは、2WDのデメリットです。普通車の場合は2WDで困るほどの悪路を走ることがそもそも少ないでしょうが、キャンピングカーはアウトドア使用を前提に所有する人も少なくありません。山道や雪山を走る予定がある場合は、やや不安があるでしょう。
4WDのメリット
前輪、後輪を共に駆動させて走るため、悪路に強いのが4WD最大のメリットです。キャンピングカーはスキーや海水浴でも活躍しますから、そこでの使用を考えて悪路に強い4WDを選ぶ人はすくなくありません。キャンピングカーでは4WDの人気が高いため、買い替えなどで売りに出すときも高い値が付くことが期待できます。
4WDのデメリット
4WDのデメリットはまず重量が重いことがあげられます。一般的に4WDはある程度パワーのある車に採用されることが多いため、多少重量が重くても問題になることは少ないのですが、キャンピングカーの場合は一般車に比べるとそれだけで車重が重くなるため、さらに4WDで重さが加わるとかなりの負担になります。車両価格が高くなり、燃費も悪くなるので、コストを重視するなら4WDはデメリットが多い選択です。
まとめ
4WDは悪路に強いので雪道や山道でも走りやすいというメリットがありますが、車重が増すので、ただでさえ重くなりがちなキャンピングカーではその点がデメリットになります。悪路を考えて4WDにする場合は、他のところで車重を軽くする工夫をしたほうがよいでしょう。費用の面でも4WDが高くつきますが、リセールバリューも高くなるので、売却する可能性がある場合はそれで相殺されます。
