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キャンピングカーの雨漏りの原因3つ。

キャンピングカーにとって雨漏りは大きな問題です。  

キャンピングカーの雨漏りの原因

キャンピングカーのトラブルの中でもよくあるのが雨漏りです。普通車ではあまりない雨漏りが、キャンピングカーで起こりやすいのはなぜなのでしょうか?

 

設備のシーリングの劣化

キャンピングカーは、普通車と違って天井にさまざまな設備を設置しています。ベントやファン、場合によってはソーラーシステムなどを屋根に設置する場合に、天井に穴を開けて設置を行なったり、屋根にボルトで穴を開けたりするため、雨漏りがしやすいのです。もちろん雨漏りなどを防ぐために、シーリングなどでコーキングもしていますが、こうしたコーキングは数年で劣化してひび割れが生じやすくなります。そうしたひび割れ部分から雨漏りが発生することが多いのです。

 

側面の窓枠や照明

それほど多くはありませんが、側面の窓枠や照明の取り付け部分から雨漏りが起こることもあります。屋根の雨漏りに比べると水がポトポト落ちてくるようなことはないので放置しがちですが、染み込んだ水によってカビが生えやすくなるので、気が付いたらすぐに対応するようにしましょう。

 

パネルの継ぎ目

キャブコンなどの場合、パネルを継ぎ合わせて作られていることもあり、その場合は接着面の強度がどうしても低くなってしまいます。しっかり接着はしていても、接着剤やコーキングの劣化によって隙間にひび割れが生じることもあり、それも雨漏りの一因となるのです。

 

雨漏りを防ぐために

こうした雨漏りを防ぐためには、定期的にコーキングを打ち直すなど、早めのメンテナンスが大切です。室内にまで雨が漏れてくるということは、屋根と天井の間は水浸しになっているということであり、その部分の資材が傷んだり、カビが生えたりする原因になってしまいます。ちょっと水がポタポタするな、と思ったら、屋根の全面工事が必要になるなど、思わぬ大掛かりな修理が必要になることもあるので、気をつけましょう。

 

まとめ

キャンピングカーの雨漏りは、屋根に取り付けてある器具の周囲やボルトに施したコーキングの劣化などによるものが大半です。また、窓枠などから雨が染み込むこともあります。

雨漏りがすると、屋根やそこに取り付けている器具など、思ったよりも大掛かりな修理が必要になりかねないので、定期的なコーキングの打ち直しなど、予防をしっかり行うことが大切でしょう。