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キャンピングカーにバッテリーの切替スイッチをつけるメリットは何ですか?

エンジンを切っても安心して電気を使えるのが最大のメリットです。

バッテリーの切替スイッチとは

キャンピングカーのバッテリー切替スイッチには、いろいろなタイプがありますが、基本的には車のエンジンを始動させるメインバッテリーから、サブバッテリーに電力源を切り替えるものです。

サブバッテリーの電力は、万が一少なくなってもキャンピングカー内で家電が使えなくなって多少不便を感じる程度ですが、メインバッテリーの電力がなくなると、エンジンがかからなくなってしまいます。しかし、これらのバッテリーをつないでいないと、走行時にもサブバッテリーへの充電が行われないので、連結しておくのが一般的。そこで、切替スイッチが役に立つのです。

 

切替スイッチのメリット

切替スイッチをつけることで、キャンピングカーでテレビなどを見る場合の電力を、サブバッテリーからの供給に限定することができます。また、カーナビや、エアコンなど、一般的な車ではメインバッテリーで動かすシステムを、サブバッテリーの電力で動かすことも可能です。そうすることで、停車中でも安心してエアコンやテレビを使うことができます。通常の車では、エンジンをかけずにエアコンをつけっぱなしにしていると、メインバッテリーが上がってしまうこともありますが、そのリスクがないのが切替スイッチの大きなメリットだと言えるでしょう。

 

充電も効率よくできる

 バッテリーに充電を行う時に、バッテリーが少ない方から先に充電したいと思うのが一般的ですが、実際に並列にメインバッテリーとサブバッテリーをつないでいるだけだと、充電が多い方から充電されてしまいます。これは、充電があるほうがバッテリーの内部抵抗が小さいため、優先的に充電を行なおうとする性質のためです。こんな時に、切替スイッチを使い、充電するバッテリーを指定、効率よく充電することもできます。

 

まとめ

サブバッテリーが必須であるキャンピングカーにおいては、切替スイッチをどのように使うかで車内の家電の使いやすさもかわってきます。

リレースイッチのように、エンジンを切ると自動的にサブバッテリーが使われるようになるシステムもありますので、使い勝手がよくなるような配線をするとよいでしょう。

自分で配線できない場合は、もちろんビルダーなどで工事してもらえますので、相談してみるのがおすすめです。