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キャンピングカーにダブルタイヤが少ない理由4つ。

コストやコーナリングの面などから、ダブルタイヤのキャンピングカーは多いとは言えません。

  ダブルタイヤが少ない理由

キャンピングカーは、一般の乗用車に比べて設備などの関係で重量が重たいものがほとんどです。そのため、後部タイヤだけでもダブルタイヤに、という声もありますが、実際にはダブルタイヤのキャンピングカーはそれほど多くはありません。

 

コストが高くなる

ダブルタイヤになるということは、タイヤの数が増えるということです。後部タイヤだけをダブルタイヤにしても合計6本、前後ダブルタイヤだと8本のタイヤが必要になります。タイヤが増えるということは、それだけ新車価格も上がりますし、数年おきに行うタイヤ交換の費用も倍近くになるでしょう。コストの面から、どうしてもダブルタイヤは避けられる傾向にあるのです。

 

タイヤ交換が大変

ダブルタイヤの交換は、一般的にシングルタイヤよりも大変です。実際、シングルタイヤのタイヤ交換はやったことがあるけれど、ダブルはどうしてよいのかわからない、という人もいるでしょう。そうした面から交換しやすいシングルタイヤを選ぶ人もいます。

 

高速走行のコーナリング

ダブルタイヤにすると確かに耐荷重は増えますが、接地面が大きくなることもあって、コーナリングは悪くなります。キャンピングカーは重量がある上に車高も高いため、そうでなくても高速道路でのコーナリングに不安を感じる人が多いことから、コーナリングのしやすいシングルタイヤが使われることが多いのです。

 

雪道での抵抗

キャンピングカーの用途は人によって異なりますが、スキー場に乗り付けて、着替えや休憩などができるスペースとして使うのも便利です。しかし、そうなると雪道を走るため、接地面の大きいダブルタイヤだと走りにくいという側面もあります。また、ダブルタイヤだとチェーンがつけにくいというのもデメリットです。

 

まとめ

重量の面から考えると確かにキャンピングカーにダブルタイヤは魅力的ですが、こうした理由からあまり導入されていないのが実情です。重量の問題をクリアするためにトラック用やバン用のタイヤを使うなどして、シングルタイヤでも安全性を高めてあるため、安全面からダブルタイヤにこだわる必要はないと言えるでしょう。

とはいえ、高速道路を走ることも多いキャンピングカーですから、万が一のバーストを避けるためにも、空気圧などのチェックは常に行うことが大切です。

 

 

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