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キャンピングカーにダブルタイヤを採用することのメリット3つ。
キャンピングカーにダブルタイヤを採用するメリットは、耐荷重が増すこと、バースト時のリスクが少ないこと、走行安定性が増すことです。
耐荷重の増加
キャンピングカーは、普通車に比べるとどうしても重量が重くなりがちです。そのため、シングルタイヤだと耐荷重が足りず、希望する設備や家電などを搭載できないこともあります。ダブルタイヤにすると、法定上の耐荷重が増えるため、シングルタイヤの時よりもたくさんの荷物を積むことができるのです。希望の設備をすべて設置してキャンピングカーの快適性を上げるためには、耐荷重が増やせるというのは大きなメリットとなるでしょう。
バースト時のリスク減少
シングルタイヤの場合、バーストするとその部分のタイヤ機能が全くなくなってしまうため、急激にふらついたりバランスを崩したりして、事故につながる危険性があります。ダブルタイヤの場合は、ひとつのタイヤがバーストしても、もう一つがある程度車を支えてくれるので、一気にバランスを崩すことはありません。もちろんタイヤへの負担が増すので、早急なタイヤ交換は必要ですが、それによる走行時のリスクはかなり減らすことができるでしょう。また、タイヤの数が増えると、それだけタイヤ1本あたりが支える重量は少なくなり、バーストそのもののリスクも少なくなります。
走行安定性の増加
ダブルタイヤになると、それだけ地面に対するグリップ力が増すため、安定的に走行できます。特にキャンピングカーは重量が重く、車体も高いためカーブなどではふらつきがちなのですが、ダブルタイヤにするとカーブ時にもかなり安定して曲がれるようになります。もちろんカーブ以外の走行も安定しますので、キャンピングカーの走行性能に不安を感じる場合はダブルタイヤにすることで安心して走れるようになるでしょう。
まとめ
キャンピングカーにもダブルタイヤを採用するケースが増えてきています。ダブルタイヤにすることで、耐荷重が増すうえに、バーストするリスクが減り、万が一バーストしても危険性が少ないというメリットがあります。また、ダブルタイヤになることで、走行時の安定性が増すのも魅力でしょう。もちろんタイヤ交換が大変だったり、価格が高くなるというデメリットもありますが、安全性と快適性が高まるというのはキャンピングカーにとっては大きなメリットだといえます。