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キャンピングカーは全部8ナンバー?8ナンバーのメリットとデメリット。

8ナンバーを取得しないキャンピングカーも増えてきています。

キャンピングカーは8ナンバーというわけではない?

8ナンバーとは、特殊用途自動車ということで、キャンピングカー以外にもパトカーや給水車、ごみ収集車、救急車などが分類されています。以前は、キャンピングカーも8ナンバー、というのが一般的でした。しかし、最近では8ナンバーを取得しないキャンピングカーも増えてきています。

 

8ナンバーのメリット

8ナンバーにするメリットのひとつは、車検が2年ごとになるということです。8ナンバーではなく、貨物車として1ナンバーや4ナンバーを取得した場合は1年ごとの車検になりますので、車検の面では費用も手間もかなり楽になります。また、自動車税も重量税も、8ナンバーのほうが安くなるというメリットがあります。

 

8ナンバーのデメリット

税金の面では安くなる一方で、高くなるものもあります。たとえば、自賠責保険は8ナンバーのほうが高いですし、車両保険も一般車両に比べると割高です。また、確かに車検の回数は減りますが、検査項目が増えるということもあり、車検費用そのものが一般車両の車検よりも高くつくことがおおいです。もちろん倍も費用が掛かるわけではありませんので、それでも1年に1回の車検に比べると費用負担は少なくなりますが、単純に回数が半分だからといって費用が半額になるというわけではないのです。

 

費用の面では結局あまりかわらない

以前は費用面で8ナンバーのメリットが大きかったことから、キャンピングカーは当然のように8ナンバーを取得していましたが、最近では、費用面での負担は結局それほど変わらない、ということから8ナンバーを取得しないキャンピングカーも増えてきています。8ナンバーの取得に対する規制が以前に比べて厳しくなったことも、取得が減っている一因といえるでしょう。車検の手間が減る、という以外、それほど大きなメリットがないというのも現状ですから、ナンバーでキャンピングカーを選ぶ必要はないと言えます。

 

まとめ

8ナンバーを取得したほうがお得だった以前に比べ、最近はそれほど大きなメリットもないのでそれ以外のナンバーのキャンピングカーも増えています。8ナンバーじゃないキャンピングカーを見かけても、首をひねる必要はありません。